🎯 語呂合わせ:「中でどう?橋で調節、延々ゴー指令!」

| 語呂 | 意味 |
|---|---|
| 中で | 中脳 |
| どう? | 動眼神経核 |
| 橋で | 橋(きょう) |
| 調節 | 呼吸調節中枢 |
| 延々 | 延髄 |
| ゴー | 呼吸中枢 |
| 指 | 心臓中枢(心臓血管中枢) |
| 名 | 迷走神経核 |
📖 各部位の解説
🔴 中脳の主な機能
最大のポイント:動眼神経核がある=眼球・瞳孔のコントロール
- 眼球運動・瞳孔収縮(対光反射)をつかさどる
- 上丘:視覚反射の中枢
- 下丘:聴覚反射の中枢
🔵 橋(きょう)の主な機能
最大のポイント:呼吸調節中枢=リズムを整える役割
- 延髄がつくった呼吸リズムを滑らかに調節する
🟣 延髄の主な機能
最大のポイント:呼吸・心臓・迷走神経の3つが集まる生命維持の要
- 呼吸中枢:呼吸の基本リズムを生成する
- 心臓中枢(心臓血管中枢・血管運動中枢):心拍数・血圧を調節
- 迷走神経核:副交感神経の迷走神経が出る場所
- 他に嚥下中枢・嘔吐中枢なども存在
🎯 国試で狙われるポイント3選
① 「呼吸調節中枢」は橋、「呼吸中枢」は延髄
最も混乱しやすい最頻出ポイントです。
- 呼吸の基本リズムを作る → 延髄の呼吸中枢
- リズムを調節・滑らかにする → 橋の呼吸調節中枢
② 心臓血管中枢(血管運動中枢)は延髄
心臓の拍動・血圧をコントロールする心臓血管中枢は延髄に存在します。 橋と混同しやすいので注意。
③ 動眼神経核は中脳
瞳孔反射・眼球運動は中脳が担当。 視床や大脳との混同に注意。
⚠️ ひっかけ注意!よくある誤り
× 「呼吸調節中枢は延髄にある」 → 呼吸調節中枢は橋。延髄にあるのは呼吸中枢(基本リズムの生成)。
× 「心臓中枢は橋にある」 → 心臓中枢(心臓血管中枢)は延髄。
× 「副交感神経の興奮で気管は拡張する」 → 副交感神経の興奮で気管支は収縮。拡張させるのは交感神経。
📌 まとめ
| 中脳 | 橋 | 延髄 | |
|---|---|---|---|
| 語呂 | 中でどう? | 橋で調節 | 延々ゴー指令 |
| 主な機能 | 動眼神経核 | 呼吸調節中枢 | 呼吸中枢・心臓中枢・迷走神経核 |
「呼吸調節中枢=橋、呼吸中枢=延髄」の区別が最重要! セットで覚えれば完璧です!
✅ 確認問題
Q. 心臓血管中枢(血管運動中枢)が存在するのはどれか。(第108回 必須問12)
下図は、ヒトの脳の正中矢状断面図である。1〜5のうち、血圧調節をつかさどる心臓血管中枢(血管運動中枢とも呼ぶ)を含むのはどれか。1つ選べ。

- 大脳皮質
- 視床下部
- 中脳
- 小脳
- 延髄
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正解:5(延髄)
- 1→✕ 大脳皮質は高次機能(思考・運動など)を担当
- 2→✕ 視床下部は体温・水分・内分泌調節
- 3→✕ 中脳は動眼神経核・瞳孔反射
- 4→✕ 小脳は運動の協調・平衡感覚
- 5→○ 延髄に心臓血管中枢・呼吸中枢・迷走神経核が集まる(図の最下部)
第108回国試問12で出題された頻出問題です。
Q. 呼吸器系に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。(第106回 問110)
- 気管は、軟骨と平滑筋から構成される管で、副交感神経の興奮によって拡張する。
- 気道分泌液は、リゾチームなどの抗菌性物質や免疫グロブリンAを含んでおり、細菌感染を防ぐ役割をもつ。
- 肺胞壁内面にある表面活性物質(サーファクタント)は、肺胞内の表面張力を上昇させ、肺胞の萎縮を防ぐ。
- 呼吸調節中枢は延髄に存在し、呼息中枢の周期的な活動を円滑にする働きをもつ。
- 血中酸素分圧の低下は、頸動脈小体の化学受容器を刺激し、呼吸運動を促進する。
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正解:2・5
- 1→✕ 副交感神経の興奮で気管支は収縮(拡張させるのは交感神経)
- 2→○ 気道分泌液はリゾチームや免疫グロブリンAを含み、細菌感染を防ぐ
- 3→✕ サーファクタントは表面張力を低下させて肺胞の萎縮を防ぐ(上昇ではない)
- 4→✕ 呼吸調節中枢は橋に存在する(延髄ではない)
- 5→○ 血中O₂分圧の低下→頸動脈小体の化学受容器を刺激→呼吸運動を促進
