マスコット薬スタ
🩺 実務

服薬指導の実践

📅 2026年5月20日🔄 更新: 2026年5月20日
📖 この記事でわかること
  • アンチドーピング禁止成分(ストリキニーネ)と使用可能な成分(カフェイン)を区別できる
  • SGLT2阻害薬が手術前後に禁忌な理由を説明できる
  • 透析患者に避けるべきOTC成分(スクラルファート・アルジオキサ)を選べる
  • 乳児(1歳未満)へのハチミツが禁忌な理由を覚えられる
  • 薬袋の必須記載事項(薬剤師法)を正確に答えられる
目次
  1. 1.アンチドーピング(WADA禁止物質)
  2. 2.手術前後の薬剤管理
  3. 3.透析患者への服薬指導
  4. 4.OTC医薬品の服薬指導
  5. 乳児(1歳未満)への薬の使い方
  6. 服用タイミング
  7. OTC薬の成分分類
  8. 5.薬袋・要指導医薬品・お薬手帳
  9. 薬袋の必須記載事項(薬剤師法第25条)
  10. 要指導医薬品の販売ルール
  11. お薬手帳
  12. 6.インフォームド・コンセント・SOAP・心理
  13. インフォームド・コンセント(IC)
  14. SOAP形式の記録
  15. 心理的防衛機制
  16. 7.予防医学と生活習慣
  17. 疾病予防の3段階
  18. 脂質異常症の生活習慣
  19. 8.DPI(ドライパウダー吸入器)の使用法
  20. 9.催奇形性・日本薬局方
  21. 催奇形性リスクが最も高い妊娠週
  22. 日本薬局方の温度規定
  23. 10.国試頻出まとめ
  24. 11.国試過去問チェック

アンチドーピング(WADA禁止物質)

物質 分類 禁止状況
ストリキニーネ 興奮薬 禁止
アンフェタミン・コカイン 興奮薬 ❌ 禁止
モルヒネ・ペチジン 麻薬性鎮痛薬 ❌ 禁止
テストステロン 蛋白同化薬 ❌ 禁止
エリスロポエチン(EPO) 造血成長因子 ❌ 禁止
フロセミド・アセタゾラミド 利尿薬・マスキング薬 ❌ 禁止
カフェイン 興奮薬 2004年以降禁止解除(モニタリング対象のみ)
デキストロメトルファン 鎮咳薬 ✅ 使用可
グアイフェネシン 去痰薬 ✅ 使用可
サリチルアミド NSAIDs類似 ✅ 使用可

⚠️ 「カフェインは禁止ではない」は頻出の引っかけ。2004年以降禁止リストから除外

手術前後の薬剤管理

薬剤分類 代表薬 中止理由・時期
SGLT2阻害薬 ダパグリフロジン・エンパグリフロジン 術前3日前から中止(絶食→正常血糖ケトアシドーシス)
抗凝固薬 ワルファリン・DOAC 出血リスク→数日前から中止
抗血小板薬 アスピリン 出血リスク→原則7日前から中止
ビグアナイド メトホルミン 造影剤使用時:乳酸アシドーシスリスク
手術前後は絶食状態
↓
インスリン不足+脂肪分解亢進
↓
ケトン体産生増加
↓
【正常血糖ケトアシドーシス(euDKA)】
(血糖は正常でもケトアシドーシスが起こる)

⚠️ SGLT2阻害薬の術前中止は「正常血糖ケトアシドーシス(euDKA)」の予防が目的

透析患者への服薬指導

透析患者ではアルミニウムが腎臓から排泄されないため蓄積→脳症・骨軟化症の原因になる。

成分 リスク 含まれる製品例
スクラルファート アルミニウム蓄積→脳症・骨症 胃粘膜保護薬
アルジオキサ アルミニウム蓄積→脳症・骨症 胃腸薬(制酸薬)
酸化マグネシウム 高マグネシウム血症→心停止 便秘薬・制酸薬

⚠️ スクラルファート・アルジオキサはどちらもアルミニウム含有。透析患者には禁忌に準じる

OTC医薬品の服薬指導

乳児(1歳未満)への薬の使い方

行為 正誤 理由
散剤をハチミツに混ぜる 絶対NG 1歳未満へのハチミツ禁忌→乳児ボツリヌス症
散剤を熱湯で溶かす 薬効成分が変性する恐れ
シロップと散剤を前日に混ぜて作り置き 配合変化・細菌増殖のリスク
坐剤を冷凍庫で保管 冷蔵庫保管が正しい
ペースト状にして頬の内側に塗る 正解 乳児が飲みやすく確実に服用できる

⚠️ 1歳未満のハチミツ厳禁。腸内環境が未熟でボツリヌス菌毒素が産生され死亡例あり

服用タイミング

薬剤 服用タイミング 理由
エパルレスタット 食前30分 食事による吸収低下を避ける
スルホニル尿素薬(グリメピリド等) 食前 食事前にインスリン分泌促進
イトラコナゾールカプセル 食直後 胃酸・食事で吸収率UP
メナテトレノン(ビタミンK2) 食後 脂溶性ビタミン→食後に吸収促進

OTC薬の成分分類

成分 正しい薬効分類
クロタミトン 鎮痒薬(疥癬・かゆみ)
テルビナフィン塩酸塩 抗真菌薬(水虫治療)※ラミシール
トリアムシノロンアセトニド 口内炎用OTC薬のステロイド(ケナログ)
ビサコジル 緩下薬(刺激性下剤)

薬袋・要指導医薬品・お薬手帳

薬袋の必須記載事項(薬剤師法第25条)

記載事項 必須か
患者の氏名 ✅ 必須
医薬品名(品名) 必須
用法(服用の時期・方法) ✅ 必須
調剤年月日 ✅ 必須
薬局の名称・所在地 ✅ 必須
調剤した薬剤師氏名 必須(薬剤師法施行規則第14条)

💡 薬袋の必須記載事項:患者氏名・医薬品名・用法・調剤年月日・薬局名・所在地・調剤した薬剤師氏名

要指導医薬品の販売ルール

販売方法 可否
対面販売(薬剤師) ✅ 原則必須
インターネット販売 ⚠️ 2026年5月1日改正で条件付き可能(下記参照)
配置販売 禁止
使用者の同居家族への販売 可能
登録販売者による情報提供 薬剤師のみ

⚠️ 2026年5月1日施行改正: 薬剤師がオンライン服薬指導を行った上でのインターネット販売が可能に。ただし「特定要指導医薬品」(適正使用のため対面確認が特に必要なもの)は引き続き対面販売が求められる。 ⚠️ 過去問(出題時点)では「インターネット販売禁止」が前提のため、過去問の正答判断は変わらない点に注意。

お薬手帳

複数の医療機関・薬局での全服薬情報を一元管理するツール。重複投薬・相互作用チェックに不可欠。

インフォームド・コンセント・SOAP・心理

インフォームド・コンセント(IC)

原則 内容
対象 すべての患者(治験だけでなく通常診療にも適用)
同意の撤回 いつでも撤回できる(ペナルティなし)
情報開示 不安を与える内容も含め必要な情報を伝える義務
主体性 意思決定能力がある患者の自己決定権を最大限尊重

SOAP形式の記録

項目 英語 内容
S Subjective 患者の主観的情報 自覚症状・不安・訴え
O Objective 客観的情報(測定値) 血中薬物濃度・検査値・バイタル
A Assessment 評価・アセスメント 薬効評価・問題点の分析
P Plan 計画 処方提案・次回確認事項

💡 O(Objective)=数値・測定結果。S(Subjective)=患者が「こう感じる」という主観

心理的防衛機制

心理的防衛機制:不安・ストレス・葛藤を軽減しようとする無意識の心理的メカニズム。

種類 内容
否認 現実を認めない(「誤診だ」)
抑圧 不快な記憶を無意識に押さえ込む
合理化 都合のよい理由をつける(「薬を飲まなくても大丈夫」)
退行 幼児的な行動に戻る
昇華 衝動を社会的に受け入れられる形で表現

予防医学と生活習慣

疾病予防の3段階

段階 目的
一次予防 疾病の発生そのものを防ぐ 健康教育・予防接種・禁煙指導・地域住民への健康教室
二次予防 疾病の早期発見・早期治療 がん検診・健康診断
三次予防 疾病の進行抑制・リハビリ・社会復帰 緩和ケア・機能訓練

脂質異常症の生活習慣

生活習慣 実施するか
禁煙 ✅ すべき(HDL増加・動脈硬化改善)
コレステロール摂取制限 ✅ すべき
n-3系脂肪酸(EPA・DHA)の摂取制限 すべきでない→積極的に摂取すべき
飲酒制限 ✅ すべき(中性脂肪上昇を防ぐ)

⚠️ EPA・DHAは中性脂肪を下げ動脈硬化を改善する→「制限」するのは誤り

DPI(ドライパウダー吸入器)の使用法

項目 DPI MDI(加圧式)
吸入前の振り方 振らない ✅ よく振る
吸入前の呼気 ✅ しっかり息を吐く ✅ 息を吐く
吸入の仕方 勢いよく深く吸い込む ゆっくり深く吸い込む
吸入後の息止め 5〜10秒 ✅ 5〜10秒

💡 DPIは「振らない・勢いよく吸う」。MDIは「振る・ゆっくり吸う」

催奇形性・日本薬局方

催奇形性リスクが最も高い妊娠週

妊娠時期 薬剤リスク
2週未満 全か無の法則(奇形にはなりにくい)
4〜7週(器官形成期前半) ✅ 最も高い→主要臓器・器官が形成
13週以降 低い〜中程度

日本薬局方の温度規定

用語 温度範囲
室温 1〜30℃
常温 15〜25℃
微温 30〜40℃
冷水 10℃以下

💡 消毒用エタノールは約80vol%(76.9〜81.4%)。100%より薄い方が消毒効果が高い

国試頻出まとめ

# テーマ ポイント
1 ストリキニーネ WADA禁止(中枢神経刺激薬)。カフェインは2004年以降禁止解除
2 SGLT2阻害薬 術前3日前から中止。正常血糖ケトアシドーシス(euDKA)予防
3 透析患者 スクラルファート・アルジオキサ(Al含有)は禁忌に準じる
4 乳児へのハチミツ 1歳未満に禁忌。乳児ボツリヌス症で死亡例あり
5 エパルレスタット 食前30分服用(食事で吸収低下を避ける)
6 薬袋の必須記載 患者氏名・医薬品名・用法・調剤年月日・薬局名所在地・調剤した薬剤師氏名(施行規則第14条)
7 要指導医薬品 薬剤師による販売のみ。配置販売は禁止。ネット販売は2026年5月改正で条件付き可能(特定要指導医薬品は対面のみ)
8 SOAP O(客観)=血中薬物濃度等の測定値。S(主観)=患者の訴え
9 一次予防 健康教育・予防接種・健康教室で疾病の発生を防ぐ
10 DPI 振らない・勢いよく深く吸う。吸入後5〜10秒息止め
11 催奇形性 妊娠4〜7週(器官形成期)が最もリスク高い
12 室温 日本薬局方:1〜30℃。常温は15〜25℃
13 EPA・DHA 脂質異常症では積極的に摂取すべき(制限は誤り)

国試過去問チェック

第111回 問82(必須)

世界アンチ・ドーピング規程において禁止されている成分はどれか。1つ選べ。

  1. カフェイン 2. ストリキニーネ 3. サリチルアミド 4. デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 5. グアイフェネシン
✅ 正解・解説を見る

正解:2

1✗ カフェイン→2004年以降禁止リストから除外(モニタリング対象のみ)
2○ ストリキニーネ→中枢神経刺激薬として禁止
3✗〜5✗ サリチルアミド・デキストロメトルファン・グアイフェネシン→禁止ではない


第111回 問84(必須)

添付文書上、手術前後の患者に対して禁忌なのはどれか。1つ選べ。

  1. アミオダロン 2. ダパグリフロジン 3. ニフェジピン 4. バルプロ酸 5. レボチロキシン
✅ 正解・解説を見る

正解:2

2○ ダパグリフロジン(SGLT2阻害薬)→手術前後禁忌。絶食・ストレス状態で正常血糖ケトアシドーシス(euDKA)のリスク


第110回 問81(必須)

一般用医薬品の成分のうち、出血傾向に注意が必要なのはどれか。1つ選べ。

  1. アセトアミノフェン 2. ロペラミド 3. センナ 4. ジフェンヒドラミン 5. イコサペント酸エチル
✅ 正解・解説を見る

正解:5

5○ イコサペント酸エチル(EPA)→血小板凝集抑制作用→出血傾向あり。抗凝固薬との併用注意


第110回 問82(必須)

食前30分に服用する医薬品はどれか。1つ選べ。

  1. セレコキシブ錠 2. イトラコナゾールカプセル 3. メナテトレノン錠 4. エパルレスタット錠 5. イマチニブ錠
✅ 正解・解説を見る

正解:4

4○ エパルレスタット(アルドース還元酵素阻害薬)→食前30分服用。食事による吸収低下を避けるため
1✗ セレコキシブ→食後
2✗ イトラコナゾールカプセル→食直後(吸収率UP)
3✗ メナテトレノン→食後(脂溶性ビタミン)


第110回 問85(必須)

透析患者が服用を避けるべき一般用医薬品の成分はどれか。1つ選べ。

  1. センナ 2. アセトアミノフェン 3. ジフェンヒドラミン 4. グリチルリチン酸 5. スクラルファート
✅ 正解・解説を見る

正解:5

5○ スクラルファート→アルミニウム含有の胃粘膜保護薬。透析患者ではAl排泄できず→アルミニウム脳症・骨軟化症


第109回 問81(必須)

一般用医薬品の成分とその薬効分類の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. クロタミトン―鎮痒薬 2. クロルフェニラミンマレイン酸塩―催眠鎮静薬 3. ペミロラストカリウム―鼻炎用点鼻薬 4. テルビナフィン塩酸塩―アレルギー用点眼薬 5. ビサコジル―含嗽薬
✅ 正解・解説を見る

正解:1

1○ クロタミトン=鎮痒薬(かゆみ止め・疥癬治療薬)
2✗ クロルフェニラミン→抗アレルギー薬・鼻炎薬(催眠鎮静薬ではない)
4✗ テルビナフィン→抗真菌薬(ラミシール)
5✗ ビサコジル→緩下薬(刺激性下剤)


第109回 問83(必須)

アフタ性口内炎に用いる一般用医薬品に含まれるステロイドはどれか。1つ選べ。

  1. フルオシノロンアセトニド 2. トリアムシノロンアセトニド 3. ベタメタゾン吉草酸エステル 4. デキサメタゾン酢酸エステル 5. ヒドロコルチゾン
✅ 正解・解説を見る

正解:2

2○ トリアムシノロンアセトニド→ケナログ口腔用軟膏(OTC)の主成分。口内炎のステロイドといえばこれ


第109回 問85(必須)

生後3ヶ月の乳児への薬の服用方法で適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 散剤を熱湯で溶かして飲ませる 2. 散剤をハチミツに混ぜて飲ませる 3. 散剤をペースト状にして頬の内側に塗りつける 4. シロップと散剤を前日に混ぜて冷蔵保存する 5. 坐剤を冷凍して保管する
✅ 正解・解説を見る

正解:3

1✗ 熱湯→薬効成分が変性する恐れ
2✗ ハチミツ→1歳未満に禁忌。乳児ボツリヌス症で死亡例あり
3○ ペースト状にして頬の内側に塗りつける→乳児が飲みやすく確実に服用できる
4✗ 前日の作り置き→配合変化・細菌増殖のリスク
5✗ 冷凍→冷蔵庫保管が正しい


第108回 問83(必須)

薬剤師法上、薬袋に記載しなければならない事項はどれか。1つ選べ。

  1. 調剤した薬剤師の氏名 2. 処方した医師の氏名 3. 使用上の注意 4. 処方箋発行日 5. 医薬品名
✅ 正解・解説を見る

正解:5

1 調剤した薬剤師の氏名→薬剤師法施行規則第14条では必須記載事項。国試の公式正答は5だが、1も法令上は記載義務がある点に注意。
5○ 医薬品名(品名)→薬袋の必須記載事項(患者氏名・医薬品名・用法・調剤年月日・薬局名・所在地・調剤した薬剤師氏名)


第108回 問87(必須)

透析患者が服用を避けるべき一般用医薬品の成分はどれか。1つ選べ。

  1. センノシド 2. ロキソプロフェン 3. アルジオキサ 4. ジフェンヒドラミン 5. アセトアミノフェン
✅ 正解・解説を見る

正解:3

3○ アルジオキサ→アルミニウム含有の胃腸薬成分。透析患者ではAlが排泄されず蓄積→アルミニウム脳症・骨軟化症


第108回 問89(必須)

要指導医薬品の販売に関する記述で正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. インターネットでも販売できる 2. 配置販売ができる 3. 登録販売者でも情報提供できる 4. 使用する者が同居家族の場合も販売できる 5. 薬剤師以外の者でも販売できる
✅ 正解・解説を見る

正解:4

1 インターネット販売→出題時点(2026年5月以前)は禁止。2026年5月1日改正後は薬剤師によるオンライン服薬指導を条件に可能(特定要指導医薬品除く)。国試の正答判断は出題年度の制度に依る。
2✗ 配置販売→禁止
3✗ 登録販売者→不可。薬剤師のみ
4○ 同居家族への販売→例外的に可能
5✗ 薬剤師以外→不可


第107回 問81(必須)

インフォームド・コンセントに関する記述で正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 治験の被験者にのみ実施する 2. 同意後は撤回できない 3. 同意後は個人名で一般公開できる 4. 本人に意思決定能力があれば患者の主体性を重んじる 5. 不安を与える内容は伝えない
✅ 正解・解説を見る

正解:4

1✗ 治験だけでなくすべての患者に適用
2✗ いつでも撤回可能
3✗ 個人情報保護が必須
4○ 意思決定能力がある患者の自律(自己決定権)を最大限尊重
5✗ 不安を与える内容も含め正確な情報提供が義務


第107回 問83(必須)

SOAP形式の記録においてO(客観的情報)に該当するのはどれか。1つ選べ。

  1. 医師への処方提案内容 2. 患者の自覚症状 3. 投与方法の妥当性の評価 4. 薬に対する患者の訴え 5. 血中薬物濃度の測定値
✅ 正解・解説を見る

正解:5

1✗ 処方提案→P(Plan・計画)
2✗ 自覚症状→S(Subjective・主観)
3✗ 妥当性の評価→A(Assessment)
4✗ 患者の訴え→S(Subjective)
5○ 血中薬物濃度の測定値→O(Objective・客観的情報)


第107回 問89(必須)

一次予防に該当するのはどれか。1つ選べ。

  1. がん検診 2. がん患者への緩和ケア 3. うつ病患者への社会復帰支援 4. 歩行機能低下患者への機能訓練 5. 地域住民を対象とした健康教室
✅ 正解・解説を見る

正解:5

1✗ がん検診→二次予防(早期発見)
2✗〜4✗ 緩和ケア・社会復帰支援・機能訓練→三次予防
5○ 地域住民への健康教室→一次予防(疾病の発生そのものを防ぐ)


第107回 問90(必須)

世界アンチ・ドーピング規程で競技時・競技外ともに禁止されていない薬物はどれか。1つ選べ。

  1. アセタゾラミド 2. エリスロポエチン 3. メチルテストステロン 4. カフェイン 5. メチルフェニデート
✅ 正解・解説を見る

正解:4

4○ カフェイン→2004年以降WADAの禁止リストから除外。現在はモニタリング対象のみ
1✗ アセタゾラミド→利尿薬・マスキング薬として禁止
2✗ EPO→造血成長因子として禁止
3✗ メチルテストステロン→蛋白同化薬として禁止


第106回 問84(必須)

不安やストレスを軽減するために無意識に生じる心理的メカニズムはどれか。1つ選べ。

  1. アサーション 2. 心理的防衛機制 3. コーピング 4. ストレス反応 5. 認知的評価
✅ 正解・解説を見る

正解:2

2○ 心理的防衛機制=不安・ストレス・葛藤を軽減しようとする無意識の心理メカニズム(否認・抑圧・合理化等)
1✗ アサーション→意識的な自己表現・自己主張


第106回 問88(必須)

ドライパウダー吸入器(DPI)の使用法で正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 吸入前に容器をよく振る 2. 吸入前に息を吐かない 3. 吸入時は勢いよく深く息を吸い込む 4. 吸入してから息を止めない 5. 吸入口を下に向けて吸い込む
✅ 正解・解説を見る

正解:3

1✗ DPIは振らない(MDIは振る)
2✗ 吸入前にしっかり息を吐く(肺を空にする)
3○ DPIは力強い吸気で粉末を肺に届ける→勢いよく深く吸い込む
4✗ 吸入後は5〜10秒息を止める
5✗ 水平か上向きに保持


第106回 問89(必須)

動脈硬化を伴う脂質異常症患者への生活習慣指導で、実施すべきでないのはどれか。1つ選べ。

  1. 禁煙 2. n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取制限 3. コレステロール摂取制限 4. 塩分摂取制限 5. 飲酒制限
✅ 正解・解説を見る

正解:2

2○(実施すべきでない)EPA・DHAなどn-3系脂肪酸はTG低下・動脈硬化改善→積極的に摂取すべき。制限は誤り
1・3・4・5✗(実施すべき)禁煙・コレステロール制限・塩分制限・飲酒制限はすべて推奨


第106回 問90(必須)

複数の医療機関から処方された薬を一元管理するのに最も適した文書はどれか。1つ選べ。

  1. トレーシングレポート 2. 調剤明細書 3. お薬手帳 4. 診療情報提供書 5. クリティカルパス
✅ 正解・解説を見る

正解:3

3○ お薬手帳→複数の医療機関・薬局での全服薬情報を一元管理。重複投薬・相互作用チェックに不可欠


第105回 問81(必須)

薬剤師行動規範に基づく薬局薬剤師の役割として正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 入院患者の薬物療法を決定する 2. 国民の主体的な健康管理を支援する 3. 在宅患者に治療行為をする 4. 親交のある患者に医薬品を優先配分する 5. 来局者の糖尿病を早期診断する
✅ 正解・解説を見る

正解:2

1✗ 薬物療法の決定→医師の業務(薬剤師は提案・支援)
2○ 国民の主体的な健康管理を支援する→薬剤師行動規範に明記
5✗ 診断→医師の独占業務


第105回 問83(必須)

催奇形性のリスクが最も高い妊娠週はどれか。1つ選べ。

  1. 1〜3週 2. 2〜3週 3. 4〜7週 4. 8〜12週 5. 13週以降
✅ 正解・解説を見る

正解:3

3○ 妊娠4〜7週(器官形成期前半)→心臓・神経管・四肢・目・耳などが急速に形成→催奇形性リスク最大
1〜2✗ 全か無の法則(奇形にはなりにくい)


第105回 問84(必須)

日本薬局方において、室温とはどれか。1つ選べ。

  1. 常温=10〜30℃ 2. 室温=1〜30℃ 3. 微温=20〜30℃ 4. 冷水=20℃以下 5. 温湯=40〜50℃
✅ 正解・解説を見る

正解:2

2○ 室温=1〜30℃
1✗ 常温は15〜25℃
3✗ 微温は30〜40℃
4✗ 冷水は10℃以下
5✗ 温湯は60〜70℃


第105回 問85(必須)

消毒用エタノールのエタノール濃度(vol%)として日本薬局方に規定されているのはどれか。1つ選べ。

  1. 50 2. 60 3. 70 4. 80 5. 99.5
✅ 正解・解説を見る

正解:4

4○ 消毒用エタノール=76.9〜81.4 vol%(約80%)。100%より薄い方が消毒効果が高い(水分でタンパク変性が促進)

💬
📲 LINE登録で2大特典を無料プレゼント中
✅ 特典①:放射線マインドマップ
✅ 特典②:食品添加物の構造式(デジタル版)
友だち追加 →
💊

この記事が役に立ったら...

他の国試対策記事もチェックしてみてください!

🩺 実務の記事一覧ホームへ
服薬指導の実践|薬スタ